オプテックス・エフエーの子会社である東京光電子工業(東京都練馬区)は、切削工具の外径と振れを2秒で測定できるエンドミル自動測定器「EMSシリーズ」を発売した。
新製品は、センサ部のレーザ光走査型非接触寸法測定器と測定治具を一体化し、エンドミルやドリルなどの切削工具の外径・振れを容易に測定できる装置。切削工具メーカーにおける品質管理用途や、機械加工業界での再研磨後の計測用途に適している。
1秒3600スキャンの高速走査と、再現性プラスマイナス2μm以内という高精度測定が可能。偶数刃と奇数刃のどちらにも対応し、あらかじめ刃数を設定することで、工具をセットして開始ボタンを押すだけで、わずか2秒での測定を実現。
また、オプションの独自データ取得プログラムを使用すると、Excelシート上に測定データの自動出力が可能。
工具径に合わせて、外径20ミリタイプ(EMS-20)と40ミリタイプ(EMS-40)をラインアップ。
販売は同社とオプテックス・エフエーが行う。