日本電気制御機器工業会(NECA)は、「経営セミナー2019」を東京のコンベンションルームAP浜松町で9月13日開催し、約60人が参加した。
今回のセミナーでは、日経BPの望月洋介取締役・技術メディア担当が「企業価値を最大化する総合情報戦略」、日本アイ・ビー・エム平工泰文特別顧問が「日本国の憂鬱展望~ITによる産業革新とみらい~」と題して講演した。
望月氏は、100年に1度ともいえる産業秩序が大きく変わる10年が来ているとして、「日本は情報戦で負けている。企業は情報の発信をもっと上手にやっていく必要がある」と強調した。
平工氏は、ITを取り巻く世界の技術や企業の動向を分析しながら、「日本企業には、既成概念のとらわれない意思決定とアクションを早く行うことが重要になってくる」と述べた。