ヤマザキマザックは、AI技術を活用した新型CNC装置「MAZATROL SmoothAi」と、デジタルツインを実現するソフトウエアシリーズ「MAZATROL TWINS」を発表した。
昨今、製造業では熟練作業者の不足やニーズの多様化への対応、多品種少量生産の効率化などが深刻化しているが、同社はこれらの課題をAI、デジタルツイン、自動化といった最先端技術を採用し、工作機械の性能を最大限に引き出す新CNC装置とソフトウエアを開発。
MAZATROL SmoothAiは、AI技術を活用したプログラム簡易作成機能や、加工条件の自動補正機能を搭載し、さらに自動化支援機能を強化した新型のCNC装置。生産リードタイムの短縮や省人化が可能となる。
MAZATROL TWINSは、加工現場にある工作機械の仮想モデルを、オフィスのPC上に作成できるソフトウエア。工具データや各種パラメータを含め、あらゆるデータを現場の工作機械と同期させることで、PC上の仮想モデルで無駄を省き精度の高い段取り(デジタル段取り)を行うことができる。