ABBは、中国におけるロボット新工場の建設を9月12日に開始した。
新工場は、上海近郊の康橋(カンチャオ)に位置し、広さは6万7000平方メートルで、機械学習、デジタル、協働ソリューションを含む最新の製造プロセスを展開する製造工場と、研究開発施設を設置。AIの革新を加速させるオンサイトR&Dセンターを備え、ユーザーのニーズに合わせた自動化ソリューションを共同開発するオープンイノベーションハブとしての役割を果たすとしている。
同社の会長兼CEOのピーター・ボーザー氏は「新工場の建設は、中国におけるABBの開発の新たなマイルストーンであり、世界最大のロボット市場における当社のリーダーシップをさらに強化するもの」と述べている。
操業は2021年を予定、総投資額は1億5000万ドル。