日東工業 デ活で防災利用講演、感震ブレーカー 新たな可能性

日東工業は24日、首都圏レジリエンス研究センター主催の「データ利活用協議会シンポジウム2019(デ活) 企業も強くなる首都圏も強くなる~住民や従業員・職員の安全力を高める~」で、感震ブレーカーを民間の地震計として活用し、そのデータを防災に利活用する可能性について紹介した。

デ活は、産官学民が集まって首都圏のレジリエンス向上を考える集まりで、建物付帯設備分科会の活動紹介として同社開発本部新規開発部の鈴木宏部長が「感震ブレーカーデータの利活用可能性について」と題した講演を行った。

分科会では、Eディフェンス震動台の上に木造3階建て住宅を建て、そこに感震センサを設置して実験し、揺れと建物劣化の経時変化の関連性の実証に成功。それをもとに、感震ブレーカーにIoT機能を搭載して高機能化することで、地震発生時には通電火災を防ぐ遮断器、よりピンポイントで詳しい地震情報の取得と住民への通知、揺れによる建物へのダメージ分析を提供し、平時には小さな揺れによる建物劣化診断に使える可能性があることを紹介した。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG