昭電(東京都墨田区)は、日水化学工業製の吸水性土のう「AQUABLOCK(アクアブロック)の販売を開始した。
アクアブロックは、土を使用しない土のうで、保存時の重さ200グラムから各種あり、吸水するとわずか3分間前後で7.5~40キログラムの重量となって頑丈・強固に防御。一度吸水した水は積み重ねなどで重みがかかってもほとんど水漏れがない。
袋は天然素材の麻繊維材質、吸水材は肌に優しい高吸水性ポリマーを使用しており、償却してもダイオキシンの発生がないなど環境へも配慮している。
また、これまで不可能とされていた海水対応の高吸水性ポリマーもそろえ、河口付近の真水と海水の混ざった用途などでも使用できる。
種類は、脱水して廃棄するタイプや、乾燥して再利用可能なタイプ、海水対応タイプの3タイプが、吸水後の重量に応じて各種そろっている。
同社は、総合防災企業として、地震、雷、水害や、防犯・セキュリティ対策へ取り組んでいる。
10月2日から開催の「危機管理産業展」(東京ビッグサイト青海展示棟)にも、免震装置や耐震グッズ、各種SPD(避雷器)、アクアブロック、ボックスウォールをはじめ、セキュリティ対策として、Genetec社の監視カメラ総合監視システムなどを展示。