グラフテック(横浜市戸塚区)は、グリットローリング方式のカッティングプロッタ「FC9000シリーズ」4機種(750、1000、1400、1600ミリメートル幅)を、9月20日から販売開始した。
新シリーズは、同社の主力製品「FC8600シリーズ」のフルモデルチェンジ機種で、XY機構やペンブロックを新たに開発。新設計により、メディアの搬送性とカット精度を向上させ、さまざまな素材が従来機以上に安定してカットできるようになった。
トンボ読取りセンサをバージョンアップし、新しいバーコード読み取り機能によってデータ情報を自動的に取り込み、連続自動カットが可能。新シリーズから、データリンク機能、バーコード読取り機能、カラートンボ・特殊メディア読取り対応、XY軸セグメントエリア補正機能、1点トンボ読取り機能などの機能を搭載。
また、連続カットの生産性向上のため、オプションで巻取りユニットに対応。最大巻取りロール径はφ180ミリメートル、超音波センサでメディアを感知し、自動で巻き取ることができる。
このほか、USBメモリを使用した出力対応や、充実のソフトウエアを標準付属。