アズビルは、計測自動制御学会(SICE)の2019年度の学会賞として「技術賞」1件と「新製品開発賞」2件を受賞した。
技術賞は「最適運転支援制御システム(クラウドOP)における最適化モデリング技術の開発」で、建物の熱源運転計画の最適化計算に不可欠な「数理モデル」の品質向上、またその作成・編集作業を容易にする技術を開発した。
新製品開発賞は「savic-net G5アドバンストコントローラ」と「微小液体流量計形F7M」。
G5アドバンストコントローラは、空調機などの設備機器制御・監視用コントローラで、オープンネットワーク通信対応、労働力不足課題に対応するエンジニアリング作業低減、多様なアプリケーションに対応するための制約緩和と機能強化を可能にした。
微小液体流量計形F7Mは、MEMSセンシング技術により、50ml/分以下の微小液体の瞬時流量を計測可能にした熱式流量計で、小型化、耐食性、圧力損失低減、平易な取付けも実現した。