Edgecrossコンソーシアムは「Edgecrossフォーラムとデモ展示」を、東京・芝浦のグランパークカンファレンスで10月8日開催し、155社約300人が参加した。
同コンソーシアムは2017年11月に、企業・産業の枠を超えてエッジコンピューティング領域を軸とした新たな付加価値創出を目指して51社の会員で発足した。現在は290社を超え、約6倍に増えている。この間、会員を対象としたセミナーを開催してきたが、会員以外も集めたフォーラムは今回が初めての開催。
フォーラムの冒頭あいさつに立った金子理事(NEC)は「ソサエティ5.0、コネクテッドインダストリーへの取り組みが進められる中で、製造業を支えるエッジクロスへの関心が高くなっており、すでにエッジクロス基本ライセンスソフトの販売は2200本を超えている。今後も製品、ソリューション事例を増やし、IoT化に貢献していきたい」と述べた。
フォーラムは、経団連吉村隆産業技術本部長の基調講演、同コンソーシアム徳永雅樹事務局長の活動報告の後、エッジクロス活用事例がロッテ浦和工場の杉本氏から紹介された。
その後、8社の会員企業から取り組み報告が行われ、また会場別室でのデモ展示には10社が参加した。