日東工業は、独立電源盤と太陽電池を一体化させた可搬型タイプの独立電源システム「DKR-K」を発売した。どこへでも持ち運べるため、手軽に電源確保が可能となる。
同社は、太陽電池で発電した電気を蓄電池に蓄えて、電気を供給する設置型の電源システムを販売しているが、可搬型タイプを製品化するのは初めて。
経済的な鉛蓄電池タイプと長寿命のリチウムイオン蓄電池タイプの2種類が用意される。安定台、キャスターなどの簡易設置用オプションが揃っており、鉛蓄電池タイプは夜間タイマー機能を備えたコントローラを搭載している。
太陽電池は容量38Wで、0-90度の角度調節機能付き。
電池容量は、鉛蓄電池が200Wh、リチウムイオン蓄電池が230Wh。使用電力範囲の目安は2W、最大出力は15.6W。
小電力無線、計測機器、センサー、スマートフォン・タブレット端末の充電、LED照明など低消費電力の機器に使用可能。
山・河川、工事現場での監視用、イベント会場、災害時の避難場所などに容易に持ち運んで、簡易設置できる。