日東工業は、インテリアメーカーのサンゲツと共同で、いつでもどこでも利用でき、個人のプライベート空間を創造する「PRIVATE BOX(プライベート・ボックス)」を開発した。需要動向を見ながら製品化する予定。
日東工業は、制御盤などのボックスを作るノウハウを生かして社会貢献を模索していたところ、今までモノを入れていたボックスに「人が入る空間の創造」の可能性を見いだした。そこで、空間をデザインするサンゲツと提携、新たなボックス「PRIVATE BOX」を開発した。
ボックスのサイズは、外形が幅1050×奥行き1100×高さ2190ミリメートルで、内部が同946×同944×同2017ミリメートル。基本タイプは、モノトーンを基調としたシンプルなデザインで、内外装をカスタマイズできる。
基本タイプ以外として、①1人で趣味などに没頭してリラックスできる「ホビー」②パソコン、電話などの仕事が集中して行える「ワーキング」③女性が化粧、着替えに利用できる「パウダー」④パープル系の壁面でリラックスしながら心身をリフレッシュする「ヒーリング」などのタイプがある。