日立産機システムは、米国で共に空気圧縮機事業を手がけるサルエアー社のミシガンシティ工場を拡張し、生産設備を強化する。10月4日に鍬入れ式を行った。
サルエアー社は、1965年に米国で設立し、2017年に日立グループの一員となった空気圧縮機メーカー。主要工場であるミシガンシティ工場は、建設現場などで使用するポータブル空気圧縮機に加え、自動車、化学、食品・飲料他産業用、および世界中のオイル&ガス分野で使用されている空気圧縮機を製造している。今回の設備投資を通じて、米国内外に拡大する顧客のさらなる需要に対応するとしている。
約3000万米ドルを投資し、新製造建屋の建設、倉庫、従業員向け駐車場の増設8万平方フィートと、28万平方フィートにおよぶ既設製造施設の最適化を実施する。