オムロンは、2020年4月1日付けで環境事業を完全子会社であるオムロンソーシアルソリューションズ(OSS)に承継させる。
オムロンは09年から環境事業推進本部を設け、パワーコンディショナや電力計測センサなどの販売に取り組んできた。
今回、OSSが手がける「ソーシャルソリューションドメイン」である、エネルギー、交通、生活サービス、コミュニティの4事業領域のひとつであるエネルギー事業に環境事業を統合し、再生可能エネルギーなどの普及が見込まれる中で、戦略・運営の一体化を図るもの。
分割する環境事業の19年3月期の売上高は248億6100万円、営業利益は8億1000万円。また、OSSの19年3月期の売上高は427億円、営業利益は29億5000万円、純利益は57億3900万円。