日本航空電子工業は、USB Type-Cに準拠した「DX07シリーズ」に、サーフェスマウント(SMT)タイプの垂直レセプタクルを追加した。販売中のType-Cレセプタクルコネクタ、プラグコネクタ、ケーブルハーネスと併せて「DX07シリーズ」として提供する。
標準インターフェース規格として幅広く普及が進むUSB Type-Cコネクタは、垂直レセプタクルの用途が増加しており、厚い基板から薄い基板までさまざまな基板厚への対応が求められている。
新製品は、基板のどこへでも実装可能な垂直タイプで、基板の厚さに関わらず実装できる、端子を全て表面実装で固定するSMTタイプを新たに開発。プラグの表裏方向を気にせずに挿抜が可能なリバーシブル構造で、耐寿命性に優れたロック構造となっている。
20Gbpsの高速伝送に対応し、定格電流は最大5A、極数は24極。使用温度範囲はマイナス30度〜プラス85度。モニタや複合機、モバイルバッテリなどの用途に適している。