チノーは、同社機器やPLCをEthernetで接続し、現場の見える化ができる「Webレコーダ SC5000」を10月25日に発売した。
新製品は、ネットワーク機能を強化したモジュール形のレコーダで、シリアル通信やEthernetで下位接続した同社製機器やPLCから、生産現場の測定データや設備状況を収集、集約、記録し、Ethernetで上位接続したPCやサーバにデータを転送することができる。異常時のメール通報や、遠隔地でもWebレコーダ内部の記録データの閲覧、記録の開始/停止など、各種設定が行える。
内部メモリーやPC、サーバに蓄積したデータは品質保証のバックデータとなるため、不良品発生時にはデータを解析して原因調査を行うことが可能。
Webブラウザでデータ監視や設定操作を行うため、専用のアプリケーションは不要で、タブレットやスマートフォンでも遠隔監視や操作が可能。登録できる点数は最大120点、内部メモリーは8GBで最短1秒周期記録、23日分のデータ保持ができる。