ZMP(東京都文京区)は、物流支援ロボット「CarriRo」の新ラインアップとして、自動運転技術を活用した無人フォークリフト「CarriRo Fork」を販売する。12月から出荷開始を予定。
フォークリフトによる運搬作業は、十分な技能や実務経験が必要なことから人員確保が難しくなってきており、熟練者であっても事故が少なくないという課題がある。
CarriRo Forkは、簡単なセットアップで作業エリアの事前マッピングから運用開始まで数日で実現。周辺の障害物を監視しながら走行し、進行方向周囲の障害物に反応して停止、障害物が取り除かれると自動で再スタートするなどの機能を搭載している。
導入の流れは、①活用を検討しているエリア環境と業務にどのように適用するか詳細の確認 ②運用に必要となるインフラ設備の準備 ③マッピング作業と業務シナリオのセットアップ ④操作レクチャーとなっている。
可搬重量は1000〜1600キログラム、ウォーキータイプ、最高速度は無積載時が時速5.4キロメートル、積載時は時速3.6キロメートル。移動精度と停止精度は共にプラスマイナス10ミリメートル、安全機能はレーザー検知、赤外線センサー検知、バンパセンサーなど。
価格は、5年リースで月額28万2000円から。