東芝と東芝デジタルソリューションズ(TDSL)は、IoTサービスのオープンな共創を目指す「ifLinkオープンコミュニティ」を2019年度中に設立し、20年度から具体的な活動を開始する。
ifLinkは、TDSLが開発したIoTを簡単に実現できるIoTプラットフォーム。「ドアが開いたら(IF)、ライトが光る(THEN)」ように、IF-THEN型の設定で、スマートフォンにつながる機器同士を自在に動作でき、プログラミング不要のため、ITの専門知識がなくても活用が可能となっている。
ifLinkオープンコミュニティでは、ifLinkを活用し、ユーザーと会員が便利な使い方やアイデアの創出を発想する「共創コミュニティ」や、会員同士がIoT機器・デバイスやWebサービス・アプリケーション等を相互連携して、迅速に試作を開発する「開発コミュニティ」などの活動を予定している。会員は、実証用のテスト環境や企業間のネットワークを通して、IoTサービスの創出と早期のビジネス化の実現を目指す。
同コミュニティは、さまざまな企業がオープンに参加することができ、これまでに、アルプスアルパイン、京セラ、クレスコ、Global Mobility Service、KDDI、ソフトバンク、ソラコム、デンソー、東京ガスが賛同している。