山洋電気は、国土交通省の国土強靭化基本計画の案件に対応する屋外用の無停電電源装置(常時商用給電方式)2機種を開発、10月10日に発売した。
新製品は、負荷70Wと140Wの2タイプで、共に使用温度範囲はマイナス20~プラス50℃と範囲が広く、温度環境の厳しい地域にも対応。周囲温度マイナス20℃の環境で、24時間の長時間バックアップを実現する。
リチウムイオン電池を採用し、周囲温度25℃の場合で10年間バッテリ交換が不要となるため、メンテナンスの手間と費用の削減が可能。
運転方式は常時商用給電方式、切り替え時間は10ミリ秒以下。相対湿度は10~90%(結露なきこと)、保護等級はIP44。