竹中システム機器(京都市山科区)は、湿潤な現場でのモニタリングが可能な「防滴仕様フルフレームシャッタカメラ」6機種を、12月1日から発売開始する。
新製品は、高感度・高精細のCMOSセンサと、特殊設計のレンズチューブでレンズ全体をカバーすることにより、防塵防滴が必要な現場でも使用が可能なエリアセンサカメラ。独自設計によって小型化と放熱性能アップを実現している。
画像出力は12/10/8ビットのデジタル信号(GigE Vision方式準拠)で出力し、Ethernet経由のシリアル通信を使ってカメラの動作設定値の外部制御が行える。レンズは、汎用Cマウントレンズの使用が可能。
1200万・500万・300万画素の各カラー・モノクロの6機種をラインアップしており、500万・300万画素のタイプはランダム電子シャッタが可能で、任意タイミングのフルフレーム静止画を取得できる。1200万画素のタイプは、グローバルリセット機能と外部ストロボ照明の併用によりランダムシャッタと同一の効果を得ることができる。
中継なしで最長100メートルの画像伝送が可能。