振動IoTで手軽に予知
IMVは、振動試験装置のパイオニアメーカーとして70年の歴史を誇り、自動車、鉄道、電池、ロケットなどの大規模なものから、電子産業向けの小さなものまであらゆる分野の加振装置を提供している。
IIFESでは、圧電素子のコストゆえに普及が阻まれてきた振動センサを、安価なMEMS素子を採用した世界初の製品を展示する。小間№4-51。
超小型振動ピックアップ(センサ)「VP-8021A」は、独自特許の雑振動制御構造(NVC構造)を用いた普及型でありながらも、圧電素子採用並みの精度で10kHzまでを的確に測定できる。
従来はコストと性能がマッチングせず、IoTやAI活用における振動計測の典型的なお困りごとが一挙に解決につながる。
「圧電型のセンサ並みの高信頼性の計測能力」が「MEMS素子ならではのリーズナブルな価格」で利用できることから、機械の予知保全や設備保全向けのセンサなど、機械一台ごとに予知保全の振動センサを付ける時代の始まりを告げる製品となっている。