多様なビジョンニーズに対応
B&Rは12小間のブースに、2020年3月から販売開始する産業用画像処理システムをはじめ、OPC UA over TSNを介してマイクロ秒精度で同期するリニア搬送システム「ACOPOStrak」、エッジコントローラ、IPC、表示機器などのデモ展示を行い、「Perfection In Automation」のコンセプトを訴求する。小間№4-38。
新製品の産業用画像処理システム「VISION」は、MVTec社のHALCONマシンビジョンソフトウェアライブラリを搭載しており、位置検出、検査、品質評価、測定、識別など、完全統合型マシンビジョンシステムとして使える。
また、B&Rの様々なカメラシステムと照明を組み合わせながら同社の「Automation Studio」の開発環境と融合し、簡単に設定可能なソフトウェアモジュールとして使える。
一方「ACOPOStrak」は、永久磁石を動力源とし、トラック(ロングステータ・モータ・トラック)上に設置した搬送シャトルを動作させる機構で、ソフトウェアによってそれぞれのシャトルを独立して高速制御できる。独立型製品搬送の実現により、バッチと連続フロー処理の間でシームレスな変更が可能。