デジタル時代の盤の作り方
リタールは、①デジタルツインで盤の設計製造効率化を実現するバリューチェーンと、②盤用クーラーの最新製品を提案する(小間№西4ホール4-13)。
①バリューチェーンでは、現場の作業者の勘や経験に頼っていた作業を誰でもできるようにし、同時に作業スピードアップが可能となる「盤設計・製造におけるデジタルツインの活用」を提案し、サンプル盤も展示する。
EPLANの3DCADで回路図と機器レイアウト図面からなるバーチャルプロトタイプ盤を作成。盤の組み立て工程でそのデータを使って機器・部材の調達とレイアウトと配線を行うことで作業効率化を実現する。
リタールオートメーションシステムの各種自動加工機とつなげることでキャビネットへの穴あけ加工やワイヤキッティングなど各種作業の自動化も可能になる。また、バスバーシステムの新製品「RiLine」を展示し、欧州では広く採用されているバスバーを使った盤の小型化・省配線システムも紹介する。
②盤用クーラー「Blue e+クーリングユニット」は、Ethernet対応で遠隔監視ができ、フィルタの目詰まりや盤内の温度上昇などを検知できる。「Blue e UL Type 3R/4」は、保護等級NEMA 3R/4、内部循環経路はIP56対応で屋外利用に適している。