歴史、特徴、由来など解説
WAGO社は1951年に初めて工業用スプリング式端子台を開発したドイツのメーカーで、60年以上スプリング式の製造・販売を行ってきた。
スプリング式は鉄道業界や屋内配線用途では非常に普及をしているものの、制御関連業界では現在でもネジ式が多く使用されており、スプリング式の普及率はいまだ半分を超えてないともいわれている。しかしながら近年国内大手メーカーが産業用機器の端子台にスプリング式を採用しているほか、ブレーカやリレーなどにもスプリング式を採用した製品が発売されるようになり着実に普及は進んでいる。
また、人手不足が深刻化により省力化製品としてあらためてスプリング式が注目されている。
ワゴジャパンは2020年に設立30周年を迎えるにあたり、スプリング式の歴史や特徴の紹介、WAGOの名前の由来など盛り込んだ冊子を作成した。
同冊子をIIFES(小間№1-06)及び、同日程で開催されている鉄道技術展(幕張メッセ、小間№G-35)の会場で来場者に配布する。