高信頼のイーサネット実現
ハーティング・ブース(A-11)では、海外の他、国内でも導入が続くジャンパーケーブルによる堅牢な車両間イーサネット接続、鉄道用耐環境コネクタや新技術シングルペアイーサネット用コネクタ、ケーブル、イーサネットスイッチを、デモを交えて展示する。また、鉄道にも手軽に導入可能な耐環境ラズパイMICA-Rやセンサを使用したIoTデモを紹介する。
MICA-Rは、モジュラー型産業用コンピュータMICAの基本構造にラズベリーパイを組み込んだ新製品。従来のMICA同様、手の平サイズのコンパクト設計、堅牢なアルミダイカストハウジングで、機械への直接取り付け、鉄道車両や屋外での使用に対応する。
内部は、CPU基板、電源基板および自由に開発できる拡張基板で構成され、CPU基板はラズベリーパイComputeModule3+を実装。このため、ラズベリーパイ用に提供されている無償・安価なソフトウェアと、公開されている様々なナレッジリソースを活用しながら、ユーザの求めるIoTデバイスを迅速に開発可能。
この他、産業用RFIDによる車両検知デモを行う。会期初日の29日には、鉄道用IoTをテーマに製品技術説明会を開催する。