機械安全への貢献者を表彰する「第5回向殿安全賞」(主管=セーフティグローバル推進機構、IGSAP)の受賞者として2団体、1グループと5人が発表され、11月29日に表彰式が行われた。
今回の受賞は、団体(企業)の部「功績賞」が、ファナックの「ロボット安全及び協調安全に関する国際標準化支援への貢献」とクボタの「安全最優先の文化醸成と共存環境の安全への取り組みに貢献」が、また、グループの部「奨励賞」には、日立プラントメカニクス NEXT11チームの「天井クレーンの安全運転支援システムの開発に貢献」が選ばれた。
一方、個人の部の「特別功労賞」として、ハンス・ホルスト・コンソルスキーISSA(国際社会保障協会)事務総長が「労働安全衛生分野・社会保障分野における世界的な予防文化構築に要る貢献」、「功労賞」としてプロフェッサー・ジェラルド・アイ.ジェイ.エム.ズェットスロートアイルランド国立大学コーク校労働安全衛生大学院コース試験官が「世界的な労働安全衛生分野における研究・教育・啓発による貢献」、「国際貢献賞」としてケリー・マクマナマーIECEx議長/IECEE及びIECRE事務局長兼COOが「IECEE要員能力認証制度への貢献」、「功績賞」として中村美徳佐野市民病院ほか、日本心療内科学会登録医が「産業医として産業現場の安全衛生化推進に貢献」、「奨励賞」として大賀公二有人宇宙システム安全開発保証部部長が「システム安全を核としたセーフティアソシエツ協議会活動の推進及び社会展開への貢献」でそれぞれ選ばれた。