ジック(東京都中野区)は、同社の最新ソリューションを紹介する「SENSOR WAVE Future Collection」を、西日本事業所(神戸市中央区)で11月21から3日間開催し、約180人が来場した。
会場には、同社が注力している物流・運輸の自動化、効率化をする各種アプリケーションをはじめ、新製品や開発中の各種センサのデモラインが設けられ、ソリューション提案が行われた。
中でも、新型の非接触測定レーザセンサはさまざまな搬送システム上の対象物を正確に才数し、バーコードを読み取るカメラへデータ連携することで、より正確な読み取りを可能とする。また、常に自己位置を検出しながら移動できるAGV向けシステム、梱包された製品のICタグの位置や方向を検知し、確実にトラッキングするRFIDトンネルやゲートのソリューションシステム、LiDARの計測データから3D描写するアプリケーションなどが注目され、工場、物流、交通システム、社会インフラまで幅広い用途での活用をアピールした。
関西では初開催の展示会であったが、新しいユーザーの来場も多かったことから、同社では今後も関西地区での継続開催をしていきたいとしている。