コンテック(大阪市西淀川区)は、配線不要の後付けで積層信号灯の発光状態を検出する無線通信モジュールを開発、設備の稼働監視を簡単に実現する無線IoTセンサ「CPS-PAVシリーズ」として11月26日から受注開始した。
新製品は、積層信号灯に取り付けて発光状態を読み取る無線IoTセンサ(子機)と、CONPROSYSのコントローラ機器専用USB受信機、機能拡張SDカード、子機1台付きのセット商品(親機用セット)を用意。親機と子機の通信には、電波干渉が発生しづらいEnOcean928.35MHz帯の無線通信を採用。子機は太陽電池とリチウム電池(最長6年)で駆動し、既設の積層信号灯へ簡単に後付けでき、手早く稼働監視がスタートできる。
また、モニタリングソフト(アンドン表示、時系列グラフ表示、設備マップ表示)により、取得したデータを時系列でWebブラウザへ表示が可能。CONPROSYS本体(別売)に内蔵の作画ツールの活用で画面を自由にカスタマイズできる。
子機は、パトライトのLRシリーズに対応し、IP65、使用温度範囲マイナス20~プラス60℃の高い耐環境性能により、水気や塵埃の多い工場などでも設置が可能。