ヤマザキマザックは、ロボットメーカーやソフトウエアメーカーとの連携を強化する「Mazak Solution Partners(マザック ソリューション パートナーズ)」を発表した。
近年のスマートファクトリー化の背景には、労働人口の減少、熟年作業者の不足への対応、マスカスタマイゼーションに代表される多品種少量生産の効率化などがある。これらのニーズに応え、きめ細かく対応するのは工作機械メーカーだけでは困難である。
そこで同社は、ロボットメーカーやソフトウエアメーカーとの連携を強化し、パートナー企業とのコラボレーションによって、ソリューションの提供力拡大を行うとしている。自社製の工作機械との接続インターフェースをパートナー企業に公開し、それぞれのユーザーニーズを反映したロボットによる自動化セルの構築や、オフィスのPCで段取り作業が行えるソフトウエアとのデータ連携などを容易にし、さらなる生産効率の向上とユーザーの工場のスマートファクトリー化に貢献するとしている。