50周年を機に経営若返り
東洋技研(長野県岡谷市)は、2019年12月18日付けで、花岡孝代表取締役社長が代表取締役会長に就任し、関高宏専務が代表取締役社長に昇格した。
同社は、工業用端子台・インターフェース・PCボード・BOXターミナル・トランスフォーマー・省配線システム機器など、エレクトロパーツ専業メーカー。
1970年10月に、花岡社長が27歳で創業。2020年の今年創業50周年を迎えることから、経営の若返りを図った。
関新社長は、花岡社長の娘婿で、06年4月に同社入社。15年から専務。
関氏は社長就任にあたって「花岡前社長は、お客さまに喜ばれる製品を提供しながら50年間がんばってきた。これからも使いやすくて、良いものを市場に提供し続けることが使命である。入社以来、社内やユーザー、販売店の人と一緒に市場の意見聞き、その声を製品に反映してきており、当社の強みは理解している。国内生産にこだわることへの期待も大きいので、その声に応えていきたい」と抱負を語っている。
【関高宏(せき・たかひろ)新社長の略歴】
1973年3月13日生まれ。46歳。95年3月東海大学開発工学部情報通信工学科卒業、同4月諏訪市役所入庁。06年3月諏訪市役所退庁し、同4月同社入社。総務課長、総務部長を経て、13年12月取締役就任。15年から専務取締役。長野県諏訪市出身。