日本電機工業会(JEMA)は1月6日、東京・ANAインターコンチネンタルホテル東京で賀詞交歓会を開催した。
長榮周作会長が新年のあいさつを行い「電機業界の持続的成長戦略の推進については、Society5.0の実現に向けて議論を深め積極的に推進している。エネルギー・環境革新戦略の推進については、省エネ、再エネ、エネルギーマネジメントといった分野で機器とシステムの両面から最先端技術を駆使し、今後も世界の低炭素社会実現に貢献していく。新たなものづくり、サービス産業の創出の推進については、日本の強みである製造現場のデータをはじめとしたさまざまなデータがつながり、有効活用されることで、生産性の向上や新たな付加価値が創出されるコネクテッドインダストリーズの実現に向けて活動を展開している。本年は東京オリンピック・パラリンピックが開催される。大きなイベントも好材料に、景気回復の継続を期待するとともに、電機産業のプレゼンスを高めていく機会としたい」と話した。
またJEMAの重電機器と白物家電機器を合わせた19年度上期生産実績は、前年同期比3.8%減の2兆6840奥円となった。