日本電気計測器工業会(JEMIMA)は1月8日、東京・クラブ関東で賀詞交歓会・秋の叙勲、褒章受章祝賀会を開催した。
はじめに西島剛志会長があいさつし、「19年は経済の減速懸念が強まっているが、Society5.0やコネクテッドインダストリーズの実現に向けてIoTやAIなどのデジタル技術活用経の強い投資意欲は持続している。20年は東京オリンピック・パラリンピックが開催され、気運も最高潮を迎える。同時に景気が上向き、業界にとっても明るい話題が出てくることを大いに期待している。当工業会の18年度を振り返ると、売上実績は8454億円と対前年比5.6%増となった。19年度は5G関連のインフラ整備や自動車関連設備投資、アジア向け環境関連の輸出増等により昨年実績を上回り、8569億円となる見通しだ。IIFESは名称を改め、オートメーションと計測の先端技術総合展をコンセプトとして新たなスタートを切ることができた。過去最大の出展社数・小間数となり、5万人を超える方々にお越しいただいた。20年の計測展は大阪で開催する。未来のものづくり社会を支える計測・制御技術の総合展をテーマに、展示会の価値向上を目指して準備を進めている」とした。
続いて秋の叙勲の褒章受章者の祝賀会が行われ、旭日小綬章の渡辺佳英大崎電気工業会長と、藍綬褒章の曽禰寛純アズビル社長の受章を讃えた。