日本モレックスは、薄型・小型化が求められるさまざまな小型製品に適した「Easy-On-FFC/FPC用 0.20mmピッチバックフリップコネクタ504070シリーズ」の多極化展開として、71極製品を追加した=写真。
同シリーズは、極細ピッチ・低背・小型設計が特長のFFC/FPCコネクタで、高信頼性の高速データ転送が可能。嵌合高さは0.95ミリ、奥行きは3.0ミリで、既存の39、51、61極数品に加えて、シリーズ最大極数の71極製品をラインアップ。
搭載しているバックフリップのアクチュエータは、接続保持力の強度と、モバイルデバイスなどの薄型・小型化設計で使いやすくなっている。上面・下面の両方に接点部を配置したデュアルコンタクト設計のため、上下面どちらでも対応可能となり、設計の柔軟性を実現。
また、端子にニッケルバリアが施されているため、半田フラックス上がりを防ぐことが可能。低ハロゲン素材のハウジングを採用しており、環境要件にも適合する。