ロボットSI検定もスタート
日本ロボット工業会と製造科学技術センター、マイクロマシンセンターは1月10日、東京港区の東京プリンスホテルで3団体合同賀詞交歓会を開催した。
3団体を代表して日本ロボット工業会 橋本康彦会長があいさつし「2019年は受注額で対前年比14%減の8240億円、生産額は14%減の7800億円にとどまる見込み。20年の受注額は6%増の8700億円、生産額は6%増の8300億円と回復を期待している。ロボット工業会は、市場拡大と人材育成に向けてロボットシステムインテグレーションを行う上で必要な知識の習得レベル・技能の習熟レベルを測るロボットSI検定3級検定を実施する。イノベーションの加速化に向けた産学連携の推進では関係学会および業界と連携し、国際標準化の推進、国際協調・協力の推進ではロボットのリーディングカントリーとして積極的に取り組む。製造科学技術センターは、福島ロボットテストフィールドを活用したロボット開発を目指した人材育成、複雑な産業機械製品の新たな生産手法の確立を測る調査研究を進め、マイクロマシンセンターではMNOICのファンドリ事業の運営強化、研究シーズの検討、MEMS分野の国際標準化に積極的に取り組む」と話した。