日本配線資材工業会(JWAA、松本年生会長)は、「第12回定時社員総会」と「賀詞交歓会」を東京・中野サンプラザで1月16日開催した。
総会には会員85社(委任状16社を含む)が出席し、松本会長を議長にして2019年(令和元年)度事業報告と収支決算報告、20年(2年)度事業計画と収支予算などを審議し、承認した。
総会冒頭、19年5月17日に逝去した西日本部会長・亀田光郎氏(カメダデンキ)の冥福を祈って全員で黙祷した後、松本会長があいさつし「当工業会も12年目を迎えることができた。昨年は工作機械、半導体関係、ロボット等の受注が落ち込み、配線資材業界も大変厳しい年であった。AI、IoT、5G、自動運転などの新しいイノベーションは、われわれの業界にとってビジネスチャンスとなる。今年は東京オリンピック・パラリンピック、25年には大阪万博と大イベントがあるが、会員企業は景気に左右されない強い企業体質を築いていただきたい」と述べた。
20年度は、西日本部会と青年部の活動推進、セミナー・勉強会の開催、会員数100社を目指した組織力強化などを計画している。また、西日本部会長に東名ヒューズ加藤正広社長、新任理事にカメダデンキ島内総明社長の就任を承認した。
なお、新入会員としてマルニクス(埼玉県越谷市、平野豪社長)と京都端子販売(京都市伏見区、小川智志専務)の2社が紹介された。
その後の賀詞交歓会には過去最高の173人参加し、会員間での情報交換を活発に行った。