東京都電機卸商業協同組合(TEP、藤木正則理事長)と日本電化協会(峯田季志理事長)は新年名刺交換会と講演会を1月10日、全国家電会館で開催した。
TEPの藤木理事長は「今年は干支の最初にあたる子年で、繁盛に加え、今まで培ってきたベースに何か新しいことを始めるのにふさわしい年といわれる。今年春から5Gの商用化がスタートするが、5Gの市場は2030年には168兆円と18年の300倍に達するといわれ、将来に期待に持てる楽しい世界が来ると思われる。これから今までのような目に見えるだけでなく、いろいろな組み合わせで市場ができてくる難しさもある。そのためには、業種業界をまたいだ横のつながりや活動が重要になってくる。もっともっとアンテナを高くした情報交換で新しい需要をしっかりと受け止め、産業の発展に少しでも貢献できる未来にしていきたい」とあいさつした。
特別講演会を、NHK関口博之解説委員が「2020年の世界と日本経済の展望」と題し行った。