【流通商社トップが語る2020】明治電機工業「100年の信頼で発展に貢献」林正弘 代表取締役社長

明治電機工業 林正弘 代表取締役社長

 

昨今、ものづくりの世界では、AIやIoT、5Gなどを活用したスマートファクトリーの実現に向けた取り組みが進んでおり、ものづくりは大きな変化点を迎えようとしている。当社においてもこの変化点をしっかりと見極め、お客様のニーズに迅速かつ的確に対応できるよう人材づくり、体制づくりに努めていきたいと考えている。

そのような環境の中、当社は20020年度に創立100周年を迎え、第10次中期経営計画がスタートする。

今年度を最終年度とする第9次中期経営計画(18年4月~20年3月)では、エンジニアリング力の強化、グローバルビジネスの拡大、コンポ販売の領域拡大、商材づくりなどに取り組んできた。

20年4月からの第10次中期経営計画では、第9次中期経営計画の主要施策・成果・課題をしっかり精査し、変化点を見極めたうえで次の新しい成長戦略を策定し、あるべき姿に向かって邁進していく。

海外展開については、4カ国(アメリカ・イギリス・中国・タイ)、10ロケーションで事業を行っている。お客様の生産拠点の海外シフトに伴い、当社においても日本と同レベルのサポートをしていくため、海外に進出している。

海外での商品供給、現地調達化対応、エンジニアリングサポートを中心に、海外子会社と国内営業・技術部隊が連携し、内外一体となった国際ビジネスを今後も積極的に展開していきたい。

当社は、今後もお客様からさらに信頼される会社となり、技術力、提案力、営業力、物流力、サービス力など、明治電機グループのトータルパワーを結集し、国内のみならず、海外においても日本の「ものづくり」の発展に貢献していく方針である。

 
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