帝国データバンク、中国・武漢市進出の日本企業は約200社、46.2%が製造業

帝国データバンクは、同社が保有する企業概要データベース「COSMOS2」(2019年12月時点、約147万社収録)と信用調査報告書ファイル「CCR」(約180万社収録)、その他公開情報等を基に、現地法人や関係・関連会社の設立・出資、駐在所や事務所・工場設備等の設置などを通じて、中国・湖北省武漢市への進出が判明した日本企業を抽出した。

 

▼武漢市に進出する日本企業の業種別(左)と、細分類別の上位(右)

 

武漢市への進出が判明した日本企業は199社で、湖北省全体では229社の日本企業が進出。中国全体で約1万4000社の進出企業があるなか、湖北省で全体の約2%が集積する計算となった。また、湖北省に進出する企業の8割超が武漢市に集中している。武漢市以外には、鄂州市や襄陽市、荊州市などが進出先として上った。

武漢市に進出している企業の業種別は、「製造業」が最も多く92社で、構成比46.2%となった。続いて「卸売業」(38社、同19.1%)、「サービス業」(28社、同14.1%)など。細分類では、「自動車部分品等製造」が23社(同11.6%)で最も多いことがわかった。

本社を構える都道府県別では「東京都」が最も多く82社(構成比41.2%)で最多。以下「大阪府」(28社、同14.1%)、「神奈川県」(16社、同8.0%)など大都市圏に集中している。

 

出典:帝国データバンク「日本企業における中国・武漢市への進出状況」

 

■新型コロナウイルス関連情報■

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