中央無線電機(東京都中央区)は、「第21回中央会総会」を東京・浅草ビューホテルで2月4日開催し、会員会社78社から54社66人、メーカー16社から23人の合計89人が出席した。
同会は、中央無線電機の販売商社、アッセンブリーメーカーなどの会員と仕入れ先メーカーで構成されている。
総会の冒頭、曳地夏夫社長は「いよいよ東京オリンピック開催の年となったが、困ったことに昨年暮れから新型肺炎ウイルスの感染拡大が進み、オリンピックの開催までが心配されている。また、中国・武漢は交通の要所で、いろんな重要な産業が集まっており、GDPなど経済に与える影響も大きい。できればオリンピックは開催して景気を盛り上げてほしい」と挨拶した。
続いて、メーカー16社の紹介が行われた後、中央会会長である日の丸無線通信工業の屋宮芳高社長が挨拶に立ち「昨年のラグビーワールドカップ日本開催で、ラグビーへの関心が高まっている。ワンチーム、ジャッカルなどの言葉も生まれた。中学から大学までの10年間ラグビーをやってきた経験者として、ルールを気にせずに楽しんでもらいたい」と述べた。
総会では2019年度の行事報告と20年度の行事予定がそれぞれ承認された。
講演会では、元競泳選手でロンドンとリオデジャネイロオリンピック女子200メートルバタフライ銅メダリストの星奈津美氏が「競泳人生で学んだ大切なこと~心も身体も健康であること~」と題して行った。高校生の時にバセドウ病の手術を行い、苦難を乗り越えながらの競泳を続けてきたことから学んだ体験を語った。