アズビル金門(東京都豊島区)は、福島県の郡山市上下水道局と協定を結び、「LTE-M」を活用したスマート水道メーター自動検針の実証実験を1月末から開始した。9月30日まで、郡山市内10カ所で実施する予定。
LTE-Mは4G(LTE)の通信規格の一つで、端末実装の簡易化により低価格と通信中の省電力を実現する。同実験は、水道料金など徴収業務の効率化実現のため、給水装置など関連業務などの技術について連携し、スマート検針の経営効率や市民サービスの向上のための有効性を検証・評価することを目的としている。
アズビル金門は、通信装置の提供や設置、クラウドサービスの提供による通信状態の監視、データ解析、使用水量データの解析などを行い、市内での通信品質や漏水監視サービスの検証、現時点の費用の検証などを行うとしている。