ダイヘンは、ドイツのロボットシステムインテグレータ、ラゾテック社を買収した。
ラゾテック社は2007年に創業して以来、SIerとして欧州の大手自動車メーカーを中心に工場の自動化を手がけており、さまざまな業界でニーズが高まっているレーザアプリケーションも得意としている。
今回の買収により、ダイヘンが得意とするアーク溶接技術と、ラゾテック社の多様なアプリケーション対応力を融合し、欧州市場における工場全体の自動化に貢献すると共に、欧州でのロボットシステム事業を一層強化していく。
2020年には欧州でのアーク溶接ロボットの市場シェア10%、売上高100億円を目指すとしている。
2019年予想のラゾテック社の売上高は約20億円、従業員数は約60人。