世界最大級の産業見本市であるハノーバーメッセを主催するドイツメッセは、4月20日から開催予定だったハノーバーメッセ2020の会期を7月13日~17日に延期すると発表した。
開催にあたり、例えば全入り口に発熱測定ステーションを設け、危険地域の人や彼らに接触した人が入らないようにするといったことが求められていたが、来場者は世界中から訪れることや、展示会場の規模が大きく物理的に無理なこと、さらには参加者は出展者と訪問者に限らず、ブース装飾やケータリング、警備など多岐にわたり、それらからの評価・合意が必要なことから、全参加者と公衆の健康確保が最優先事項であり、現状は実施が難しいと判断し、延期を決めた。