CKDは、協働ロボット用のグリッパ3機種「RLSHシリーズ」「RHLFシリーズ」「RCKLシリーズ」を2月27日に発売した。
新製品は、ユニバーサルロボット社(UR社)の協働ロボットと連携する空気圧式グリッパで、UR社の認定製品プラットフォーム「UNIVERSAL ROBOTS+」の認定を取得。グリッパは、ロボットに専用フランジ、クランプリング、配線コネクタを接続するだけで、5分ほどで取り付けが可能。動作設定は付属の専用ソフトで行うことができる。
ボディは樹脂製を採用し、360°視認可能なインジケータランプで、ロボットのそばにいる作業者が動作状況を瞬時に確認できる。
RLSHシリーズは、チューブ内径φ20ミリメートル、ストローク18ミリメートルで、ロボットの軌道を邪魔しないコンパクトタイプ。RHLFシリーズは、チューブ内径φ16×2ミリメートル、ストローク32ミリメートルで、高さを抑えた薄型形状のロングストロークタイプ。RCKLシリーズは、チューブ内径φ40ミリメートル、ストローク10ミリメートルで、円筒、丸形状の部品搬送に最適な三方爪タイプ。
工作機械への部品供給や取り出し作業、部品の搬送(ピックアンドプレイス)、製品の組み立て作業などに適している。