不二電機工業 20年1月期 増収増益、鉄道車両・設備向け堅調拡大

不二電機工業の2020年1月期決算は、売上高が39億4400万円で前年度比0.9%増、営業利益3億7700万円で同0.4%増、経常利益3億9900万円で同1.3%増、当期純利益2億8000万円で同1.2%増と、増収増益となった。

製品別では、制御用開閉器が鉄道車両用切替スイッチや車掌スイッチパネルが増加したほか、海外向けのカムスイッチも好調で売上高は10億7900万円(前年同期比2.9%増)、接続機器が海外の受変電設備向けに試験用端子が減少し、サージアブソーバ端子台や断路端子台も低調で、売上高は14億5600万円(同8.1%減)、表示灯・表示器では鉄道車両用表示灯が減少したものの、海外向けの故障表示器など各種表示器が増加したことから、売上高は6億5100万円(同8.1%増)、電子応用機器が鉄道変電設備向けにI/Oインターフェースユニットが増加したほか、配電自動化子局用表示モジュールやアナンシェータリレーも好調で売上高は6億1100万円(同12.7%増)、仕入販売等が太陽光発電向け接続箱の販売が増加したことから売上高は1億4600万円(同11.6%増)となった。

21年1月期は、売上高40億円(同1.4%増)、営業利益2億5200万円(同33.1%減)、経常利益2億7200万円(同31.7%減)、当期純利益1億8900万円(同32.5%減)を見込んでいる。

 

【役員人事】

(4月23日付)

▽社外取締役 吉村良一 吉村建設工業代表取締役社長
▽社外取締役・監査等委員 伊原友己

▽退任(代表取締役会長)小西正、(社外取締役)川瀬辰男、(社外取締役・監査等委員)川村俊明

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG