ジェイテクトは、2020年4月1付で100%出資の子会社「ジェイテクトFA(ジェイテクト・エフエー)」(東京都中央区銀座7-11-15、上出武史社長、資本金1億5000万円)を設立し、同社の製造業マッチングサービス「ファクトリーエージェント」に関わる事業を分割し、承継させる。
同社は、新領域を開拓する新規事業推進部を17年4月に設立し、少子高齢化や環境・エネルギー問題といった将来の社会課題に対するニーズと、同社の既存事業で培った技術やノウハウといったシーズを掛け合わせることで、豊かな社会づくりへの貢献に取り組んできた。
工場や物流業での作業支援を行う、パワーアシストスーツの国内販売や、新興国での水管理ソリューションなどの事業は19年3月のサービス開始から約1年が経過し、市場からの認知が広がりつつある。今回、新事業を分割し、事業の拡大加速と効率化の両立、マッチングサービスが提供できる加工領域の拡大、マッチングの精度の向上およびITエンジニア等の専門人材の確保を目指す。