日商エレクトロニクス(東京都千代田区)は、データサイエンスのリーディングカンパニーであるラピッドマイナー社(米国)のAI機械学習ソフトウエアを中核とした、AIでビジネスの課題を解決するワンストップサービスを3月9日から開始した。
近年、ビジネスにおけるAIの利活用の検討は活況だが、一方でPoC実施企業のうち、本格導入にいたるケースは少なく、分析に必要なデータの準備やサイエンティストの確保・育成など、実際のビジネスへの活用は課題が残っている。
新サービスは、データ分析の標準フレームワーク(CRISP-DM)をベースに、AI分析に必要な一連のサービスを提供。AIの基礎知識から効果的な活用方法をハンズオン形式で学習でき、データ準備、分析モデルの作成検証、サービス実装、導入後の運用サポートなど、AIを導入する企業が自社のリソースで、データ分析サイクルをまわせるようになるためのサービスとなっている。