日東工業が開発した電気火災の未然防止に貢献する「放電検出ユニット(スパーテクト)」が、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会主催の「第6回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2020」の最優秀賞を受賞した。
ジャパン・レジリエンス・アワードは、次世代に向けたレジリエンス社会構築へ向けて強靭な国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発などに取り組んでいる先進的な企業、団体を評価、表彰する制度。
「スパーテクト」は、家屋内のトラッキングやケーブル断線、ショート(短絡)などで発生する火花放電の特有ノイズを同社独自の技術により検出する。
家屋全体を監視できるため、壁内配線など目視が困難な箇所で発生した火花放電も検出することが可能。火花放電検出時には、ブザーとLEDで警報を発し、各種機器との連携も行える。火災を未然に防止し、貴重な建築物、財産などの保護に役立つ。