アムニモ(東京都武蔵野市)は、産業用LTEゲートウェイ「Edge Gateway」の開発を開始した。
Edge Gatewayは、様々な産業で利用可能なLTE通信機能を搭載し、特に監視カメラ用途に最適化された設計を目指している。
同ゲートウェイは、広い動作温度範囲と動作電源電圧範囲、ノイズや瞬停に強い電源回路を備え、障害発生時には自律回復する機能を装備し、過酷な屋外でも安定した動作が可能。
2GBのRAMや32GBのプログラム保存領域を標準搭載し、さらに最大2TBのSSDが搭載でき、取得した大容量の映像データを同ゲートウェイ内に保存できる。PoE対応機器への給電機能を搭載し、最大4台のIPカメラを直に接続可能。4種類のSIMを装着でき、4キャリアのネットワークが利用できる。
また、同ゲートウェイなどのIIoTデバイスの運用上の課題を解決するクラウドサービス「デバイスマネージメントシステム」の開発も開始。IIoTデバイスの初期設定、ファームウェアや設定内容の遠隔更新、設備の死活監視、トラブル時の問題解析や交換時の設定内容の引き継ぎなどが円滑に実施可能となる。