オプテックス・エフエー(京都市下京区)は、センシングドーム照明「OPDシリーズ」に、同軸照明を接続できる専用ブラケットを3月30日に発売した。
ドーム照明は検査対象の凹凸の影響を抑える効果があるが、さらに同軸照明を組み合わせることで、ドーム照明の映り込みをなくすことができ、凹凸のある光沢ワークの欠陥検査や金属製品の表面検査も可能となる。これまでは、ドーム同軸照明として使用するには取り付け金具を特注するなどの必要があったが、今回、標準品としてラインアップすることでドーム同軸照明が簡単に実現する。
専用ブラケットで接続できる同軸照明は、標準タイプのセンシング同軸照明「OPXシリーズ」と、センシング同軸照明90度回転タイプ「OPX-SVシリーズ」の2種類。90度回転タイプは検査面に対してカメラを水平に設置できるため、縦方向の設置スペースの削減が可能。
また今回、ドーム照明OPDシリーズの75ミリメートルサイズと、対応ブラケットも追加発売。ブラケットの標準価格は、最も小さい75ミリメートルサイズ用で1万2800円。