セーフティグローバル推進機構(IGSAP)が2018年2月から運用を開始している「Safety2.0適合審査登録制度」に20年3月現在7件が登録された。
同制度は、情報通信技術(ICT)を活用し、不安全事故の低減と生産性の向上を両立させる協調安全(Safety2.0)を社会的に普及させようというもの。
IGSAPが制定した技術的要件のSafety2.0の一般要求事項に基づいて審査を行い、登録と適合証明書を発行し、Safety2.0適合マークの表示を許可している。
登録の7件は、NIPPO「自動停止装置を備えたタイヤローラ、ホイルローダ」、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングの「協働ロボット及び静電容量式ANSHIN Sensorを使用したロボットシステム」、IDECの「ウエアラブルストップスイッチを使用したアシストE-STOPコンポーネント」/「トンネル内作業者および車両の位置検知システム」/「高視認性LEDによる重機等の工事車両/重機等の動作表示システム」、清水建設の「滝室坂トンネル西工事における重機接触災害リスク低減システム」、アズミーの「特殊車両用安全AIカメラシステム」。