ヤマハ発動機は、スカラロボットYK−XEシリーズに、アーム長610mmの「YK610XE−10」と710mmの「YK710XE−10」の2モデルを追加し、4月16日に発売する。
新製品は、最大可搬重量が10kgで、2kg可搬時の標準サイクルタイムはYK610XE−10が0.39秒、YK710XE−10が0.42秒。高い動作性能とコストパフォーマンスを両立させており、適用コントローラ「RCX340」をセットにしたメーカー希望小売価格は、YK610XE−10が104万3900円、YK710XE−10が107万5800円(いずれも税込)となっている。
同シリーズは、2019年にアーム長400mmのYK400XE−4を発売しており、今回のモデルを加えて3モデルとなる。ラインアップの拡充により、スマートフォンやパソコンなどの小型部品だけでなく、家電や自動車などの大型部品の組み立て、搬送、仕分けなどにも対応する。
販売計画は、2機種合計で2000台。